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真撫子新聞

就職氷河期にSEやMRになった友達をよそに、メリケンのコンサルタント会社勤務していたが、時給換算で学生時代より荒んだ35歳独身。 「下手くそ経営者」「⇒使い捨て若者」「LINE、スマホ」「虚業」「だらしない団塊男女」職場や社会で生まれる怒りの弾丸を放つ新聞。たぶん、直に廃刊する。あしからず。中身男、経済とか政治とかまじかにふれるコンサルだけに。読んでスッキリ、あほをけさぎり、なるたけ救う。がモットー

相場心理学は正解か

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相場心理学は正解か

「マーケットのしたいようにさせておく」「私たちが求めている一貫性は、自分の心の中にある。マーケットの中にはないのだ」「トレードを単なる確率のゲームだと確信したとき、正解・不正解の概念と価値前の概念は、もはや同じ意義をもたなくなる」。

この本のタイトルにある「ゾーン」というのは、恐怖心のない無心の状態のことを指す。本書は、その境地に達するトレーダになることの意味と重要性、そしてそのような境地になるための啓示をまとめてある。

(1).何事も起こり得る。
(2).利益を出す為には次に何が起こるか知る必要はない。
(3).優位性を明確にする一定の可変要素には、勝ち負けがランダムに発生する。
(4).優位性があるとは、あることが起きる可能性がもう一つの可能性よりも比較的高いことを示しているにすぎない。
(5).マーケットのどの瞬間も唯一のものである。

全編を通して、主張は一貫している。なにより著者の熱い想いが伝わってくる。

反面、本書はちょっと冗長過ぎるように思う。同じ主張が何度も出てくるし、説明もかなりくどい。気持ちの入った本だが、一歩引いてまとめれば、本来こんなにページ数を必要とする内容ではない。人によっていろいろな受け止め方があると思うが、読んでいてだんだんうんざりしてきた。まあ、そうやって手を変え品を変えて強調しているからこそ、著者の信念が強烈な印象として残るようになっているという側面もあるが。

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