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真撫子新聞

就職氷河期にSEやMRになった友達をよそに、メリケンのコンサルタント会社勤務していたが、時給換算で学生時代より荒んだ35歳独身。 「下手くそ経営者」「⇒使い捨て若者」「LINE、スマホ」「虚業」「だらしない団塊男女」職場や社会で生まれる怒りの弾丸を放つ新聞。たぶん、直に廃刊する。あしからず。中身男、経済とか政治とかまじかにふれるコンサルだけに。読んでスッキリ、あほをけさぎり、なるたけ救う。がモットー

ベア(売り)の帝王から学ぶ投資論

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ベア(売り)の帝王から学ぶ投資論

人の心はいついの世も変わらず、
変わるのは人々の顔ぶれであり、
財布の中身であり、
カモにされる連中であり、
株価を操ろうとする連中であり、
戦争であり、
天災であり、
技術である。
しかし、
そうした要素が以下に変化しようと、
株式市場は変わらない。
人の心が変わらず、
人の心こそが市場を動かすとすれば、
市場もまたいつの世も変わらないのだ。
市場の動きに理屈はない。
経済学で動くわけでもないし、
理論に従って動くものでもない。
市場を動かすのは人間の感情にほかならず、
なぜかといえば、
人々はなし得るほとんどすべてのことを市場に持ち込むからだ。
リバモアの名前は29年恐慌時の空売りで知っている程度で、「常に人の逆を行く逆張り」スタイルと思っていましたが本書を読んでとんだ勘違いと判明。
リバモアの投資方法は(上下双方の)トレンド転換点をとらえ大きく投資するという典型的な順張り。取り組む銘柄は主力株、ファンダメンタルズは関係なし、取り組む時点の株価が割高割安も関係なし、とにかく徹底的に流れに乗ることだけに集中。
「貪欲」「恐怖」「希望」という客観的な判断を曇らせる感情抑制の重要性を説くリバモアの実生活は収入相応に派手ではあるが、真の目的は蓄財そのものよりも相場を読み解くことのほうにウェイトがあったかのよう。
何度も破産しながらその度に立ち上がりまた相場に向かう。わたし自身はサラリーマン投資家で株は「副業」、リバモアのような投資スタイルにそっくりならう訳には行きませんがその刹那的な生き様から本書がデイトレーダーの愛読書としてもてはやされる理由はよくわかりました。
タイミングをとらえ、感情を抑制する。わたしも永く投資を続けて行きたいと思っているので時々読み返してみようと思います。さがしても読む価値あり。

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