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真撫子新聞

就職氷河期にSEやMRになった友達をよそに、メリケンのコンサルタント会社勤務していたが、時給換算で学生時代より荒んだ35歳独身。 「下手くそ経営者」「⇒使い捨て若者」「LINE、スマホ」「虚業」「だらしない団塊男女」職場や社会で生まれる怒りの弾丸を放つ新聞。たぶん、直に廃刊する。あしからず。中身男、経済とか政治とかまじかにふれるコンサルだけに。読んでスッキリ、あほをけさぎり、なるたけ救う。がモットー

今 過去の相場師列伝が見直し リバモア

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今 過去の相場師列伝が見直し リバモア

14歳で家を飛び出て、まさに裸一貫で財を成す過程は圧巻。
周りに教えてくれる人がいるわけでもなく、試行錯誤しつつ取引手法を確立していくのは本当にすごい。

コットンキングの授業を受けて綿に手を出してしまい破産してしまうのは笑えなかった。
とかく情報や人に左右されがちな自分のことのようだったから。
情報や人に流されないようになるには自分の意見を言ってはいけないのであり、結果として秘密主義にならざるを得ないのだろう。

相場で成功する技を職人芸と言い例えているのも驚いた。
林輝太郎氏、板垣浩氏と同じ様なことを言っているからだ。
相場を続けていくと同じような結論を出すのだろうか。
趣味がブリッジというのも非常に面白い。
あのウォーレンバフェットもブリッジが趣味。
数学的思考、確率などに才能を持つ人間は同じ興味を持つのだろう。

リバモア自身もスノッブなナルシストと感じたのだが、それ以上に嫁、子供に対する金に飽かせたスポイルぶり目に余った。
金を稼ぐことには才能があったが、金をどう使うか、その結果どうなるのかということまでは考えなかったのだろう。
そう考えるとドケチとして有名なバフェットは金が持つ影響力ということを非常によく理解しているのであろう。
自分を律するためにも「あえて」ドケチに徹しているのだろうな。

相場師としては成功、人生としては失敗。
色々と考えさせられる傑作。

 

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