就職氷河期にSEやMRになった友達をよそに、メリケンのコンサルタント会社勤務していたが、時給換算で学生時代より荒んだ35歳独身。「下手くそ経営者」「⇒使い捨て若者」「LINE、スマホ」「虚業」「だらしない団塊男女」職場や社会で生まれる怒りの弾丸を放つ新聞。たぶん、直に廃刊する。あしからず。中身男、経済とか政治とかまじかにふれるコンサルだけに。読んでスッキリ、あほをけさぎり、なるたけ救う。がモットー

Home

欲望と恐怖のゲーム投資理論

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/06/15 23:51

ただいまコメントを受けつけておりません。

欲望と恐怖のゲーム投資理論

誰が言い出したのか格言に「相場は欲望と恐怖のゲームである」というものがある。そして相場では恐怖心から出た行動は裏目に出ることが多いと言われるが、私の経験でもその通りであった。
　この著者が理想するものは、予めリスクも考慮してトレーディングの規律を決めたら、感情に左右されることなくその規律に従い淡々と執行できるようなトレードである。そんなことはわかっているつもりでも、欲望や恐怖のせいで規律を破り結果的に後悔した経験を持つトレーダーは多いと思う。どうすれは常にそういう淡々としたトレードができるようになるのか、それを書いたのがこの本だ。そういう境地に達することを「ゾーン」に入ったと言うようだ。
　多少なりとも相場を経験されて欲望や恐怖に負けて悔しい思いをしている方にはお薦めの一冊だと思う。ただ、内容が抽象的なだけに難解な表現も多く、また具体的な売買手法を書いている訳ではないことに注意されたい。

[0回]