あなたは大丈夫?座りっぱなし症候群とは こんにちは。 健康姿勢の専門家 だ。 timthumb.jpg 皆さんは「座りっぱなし症候群」という言葉をご存知ですか? その名のとおり、座りっぱなしでいることが原因で起こる、さまざまな症状のことです。 今回から、数回にわたり、この現代病とも言うべき「座りっぱなし症候群」についてお話していきます。 ■「座りっぱなし症候群」とは? 「座りっぱなし症候群」とは、その名のとおり長時間座っていることによって、下半身のむくみ・肩の凝りなど、体に不調が起きることです。 ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれますが、それは筋肉が収縮する動きによって、血液を押し流してくれる働きがあるから。これを「筋ポンプ効果」といいます。 長時間座りっぱなしになっていると、この「筋ポンプ効果」の働きが弱くなることで、血流が低下しさまざまな不調を引き起こします。 また、持続的に長時間座り続けるのではなく、断続的であっても1日に座っている時間が6時間以上になると、座りっぱなし症候群の症状が出てきます。 代表的な症状としては、 ・冷え・むくみ ・脂肪が蓄積されやすくなる ・倦怠感 ・肩こり、腰痛、頭痛など ・ドライマウス ・エコノミークラス症候群に似た症状 さらには、心筋梗塞や糖尿病のリスクが2倍以上になるという研究結果も報告されています。 気になったらこちらもチェック! 「なぜ座りっぱなしがだめなのか?」 「座りっぱなしが寿命を縮める!?」 「すべての元凶は「悪玉アディポサイトカイン」」 座りっぱなし症候群 (バランス整体 扇町) 2014年2月15日 13:07 < 寝だめをすると太りやすくなりますよ~ | 一覧へ戻る | なぜ座りっぱなしがだめなのか? > 同じカテゴリの記事 すべての元凶「悪玉アディポサイトカイン」 こんにちは。 健康姿勢の専門家 山口です。 ■アディポサイトカインとは? なんだか舌をかみそうな名前ですね。 自慢じゃないですが、私はそんなに滑舌がよくないので、さらっといえません^^ 「アディポサイトカイン」は、脂肪細胞から分泌される生理活性物質ですが、これには善玉と悪玉があります。 本来、この善玉アディポサイトカインと悪玉アディポサイトカインはバランスが取れているものですが、 運動不足などにより、内臓脂肪が蓄積されていくと、善玉が減り悪玉が増えてしまいます。 善玉アディポサイトカインは、体を動かすことで分泌され、脂肪を分解したり血管への脂質の固着を防ぐ役割があります。 一方悪玉アディポサイトカインは、血圧や血糖値を調整するホルモンの働きを悪くします。 結果、心臓に負担をかけたり、動脈硬化を引き起こす、すい臓機能を低下させ糖尿病のリスクが高まる原因となります。 ここまできてピンと来た人もいるのではないでしょうか? この状態はある症候群ととてもよく似ています。 そう。 メタボリックシンドロームです。 メタボは腹囲・血圧・血糖値・脂質の4項目で判断されます。 しかし、座りっぱなしだとこれらの基準値に達していなくてもメタボに似た症状を引き起こす可能性があります。 動かない、というのはそれだけで大きなリスクを抱えているんですね。 気になったらこちらもチェック! 「あなたは大丈夫?座りっぱなし症候群」 「なぜ座りっぱなしがだめなのか?」 「座りっぱなしが寿命を縮める!?」